のところやや落ち着かなかったため、今頃アップ
落ち着かない...と言うわりに、映画は結構しっかり観てるなあ...
・・・・・・・・・・
「レイチェルの結婚」
★★★☆
原題:Rachel Getting Married
監督:ジョナサン・デミ
出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、デブラ・ウィンガー
この作品の脚本を書いたのは、名匠シドニー・ルメットのお嬢さんのジェニー・ルメット。
「シドニーが忙しくて、これを監督できなくてよかったよ」とジョナサン・デミが冗談混じりに言うほど、
デビュー作とは思えない、シビアでリアルなのに温かい家族ドラマでした(ある批評には「チェーホフのようなドラマ」とありました)。
"優等生"の姉レイチェルの結婚式に出席するために、麻薬の厚生施設から出所してきた"問題児"の妹キム。
キムが麻薬の溺れてしまったのは、家族に起こったある悲劇がきっかけになっていて、
彼女自身はその罪悪感をいまだにぬぐい切れず、家族もまた、腫れ物を触るように彼女に接している。
お祝いの明るいムードの中で感じる孤独感、そしてまた、そのお祝いムード自体にも漂う、どこか取り繕うようなぎこちない空気。
そして、父の愛情をめぐる姉妹の対立や、
離婚して家を出た母との距離感、
その"悲劇"の片鱗が、あらわになっていく。。。
近いからこそ遠い「家族」という存在が、
手持ちカメラの粗く生々しい映像で、リアルに描かれます。
この作品では、これまでどちらかというと"優等生"なイメージの強かったアン・ハサウェイが
自意識が強く、繊細で、エキセントリックな妹役に挑戦し、
印象的な大きな目を黒のアイラインでさらに強調し、
それを涙でぐしゃぐしゃにしています。
アカデミー賞ノミネートも納得!の印象的な演技でした
でも...エキセントリックな妹の影に隠れて、逆に尻拭いばかりをさせられる姉レイチェルの
より深い(かもしれない)屈折や辛さも、すごく共感できます...
エキセントリックなほうについ目がいくし、
手をかけたくなりますからねぇ。
その影で、ガマンせざるを得ない立場の辛さって...。
家族ゆえの居心地の悪さとか、
結婚式という特殊な場での偽善的なムード、
そして最後に迎える家族だからこその和解など、
キレイ事だけではない家族のドラマ、ワタシは好きでした。
「スラムドッグ$ミリオネア」
★★★★
原題:Slumdog Millionaire
監督:ダニー・ボイル
出演:デヴ・パテル、マデゥル・ミッタル、フリーダ・ピント
これはもう、言わずもがなですね〜
ムンバイに住む貧しい青年ジャマールが「クイズ・ミリオネア」に出演し、全問正解を前にして、
「なぜ教養もない若造が全問正解なんてできるんだ」と不正を疑われ、拷問にあい、その"事実"が明らかになっていくというサクセスストーリーです。
でも、「全問正解して大金を得ること」が"サクセス"ではないところがロマンチックです
取り調べを受けている"今"と、クイズ番組に出ている"近過去"と、ジャマールの生い立ちの"過去"という3本のストーリーが、
絶妙に絡み合うストーリーの上手さ。
そして、あのダニー・ボイルならではの疾走感!!
エンターテインメントとして十分楽しめる内容からこそ、
有名な俳優が出ているわけでもなく、舞台もインドのムンバイなのに、
アメリカでも受け、アカデミー賞を総なめにしたのでしょう。
その疾走感をサポートする音楽もとっても良いです
エンドロールは、ボリウッド映画ばりのキャスト総出演のダンスで、思わず顔がニンマリでした
(ウチの母もこのダンスシーンがお気に入り
)
「デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜」
★★★
原題:Duplicity
監督:トニー・ギルロイ
出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン、トム・ウィルキンソン、ポール・ジアマッティ
初監督作「フィクサー」でアカデミー賞を獲ったトニー・ギルロイの新作!ということでかなり期待していたのですが...
うーーーん、すごく面白かったけど、ちょっとヒネリすぎ??
でもこのスパイ合戦の舞台が、もったいぶった政治の世界とか、
いかにもなコンピューター業界じゃなくて、
「トイレタリー業界」というのが、今っぽくナマナマしくてよいですねー。
確かに、日々使うものなので、その動く金額ときたらハンパじゃないですもんねえ。。。
CEO同士がいがみあい、常に相手を出し抜こうと日々画策している、
トイレタリー業界のトップ2社。
ある日、そのうち1社が「とんでもない新製品を開発した」という情報がライバル会社に流れる。
そこで、スパイを潜入させることに......。
(この「とんでもない新製品」も「なるほど〜〜」と納得しつつ脱力するようなモノなのですが
)。
両社のスパイを演じるのが、ジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェン。
二人は敵同士...のはずなのに、実はカップル。
スパイ同士のカップルなんて騙し合いの連続で、ドコまでが本心かまったくわからない奇妙でややこしい関係。
しかも、二人で組んで企業を手玉にとろうとしたものの、さらに上手が......
と、もうめちゃくちゃややこしい、一筋縄ではいかないストーリー。
すごーーーーーく良くできた脚本だし、"大人の娯楽"としてはスバラシイのですが、
あまりにも「騙しあい」が多すぎて、結局、何も残らないのが残念なところ。
面白いけれど、見終わった後、ちょっとむなしくなりました・・・
「ブッシュ」
★★★
原題:W.
監督:オリヴァー・ストーン
出演:ジョシュ・ブローリン、エリザベス・バンクス、ジェームズ・クロムウェル、エレン・バーンスティン、リチャード・ドレイファス
この「ブッシュ」とは、あの史上最低のアメリカ大統領、ジョージ・W・ブッシュです。
当然、在任中は、「どーしてあんなバカが大統領に・・・」とワタシも大キライだったのですが、
この映画を見ると、あまりにもバカ...というか人間臭すぎて、「案外いいヤツかも...
」と好意的に見そうになりました。
とにかく、子どもの頃から自他ともに認める「超ダメ息子」。
逮捕歴はあるわ、酒場のおねーちゃんに手ぇ出してもめるわ、職は転々と変えるわ、挙句にアル中になるわ......。
「金持ちのバカぼんぼん」と言うには、アウトサイダー感ありすぎです。
パパ・ブッシュからは冷たい言葉しか浴びせられず、出来のいい弟こそ父の跡をつぐと誰もが信じている中、
ある日、神の「お告げ」を聞いて、大統領になろう!と決意。
そう一念発起してからは、アウトサイダーな過去をフル活用(?)して、「ごく平均的なアメリカ人」の感覚で政治にも臨んでいきます。
なので案外、リチャード・ドレイファス演じるチェイニー副大統領みたいな古ダヌキと比べると、「バカ正直」にさえ見えました。
ただ、ブッシュの「ごく平均的なアメリカ人」的な真っすぐさは、世界のスタンダードからはかけ離れていた、と。
「お告げ」を信じて、器ではないのに大統領に立ってしまったブッシュを選んだということは、
結局、当時のアメリカが、それだけ単純でシンプルなものを望んでいた、ということなのでしょう。
ラスト、大統領という職・立場は「個人」を軽々と飲み込んでしまうのなのだなあ、、、と感じました。
「鈍獣」
★★
監督:細野ひで晃
出演:浅野忠信、南野陽子、北村一輝、ユースケ・サンタマリア、真木よう子
うーーーーん、、、
面白くない...こともないんだけど、、、どうなんでしょう??
このテの"奇抜さ"は、(映画としては)もうあんまり目新しくないかも、、、
舞台なら、また違うのでしょうけれどねえ
。
でも南野陽子さんの、体をはった熱演はすごいです!
「このブス!!」と罵られまくり、
愛人のダメ男のために、殺人(未遂)までイヤとは言えずやってしまう、一途な献身ぶり...。
もう、イタすぎます。。。
「お買いもの中毒な私!」
★★★★
原題:Confessions of a Shopaholic
監督:P・J・ホーガン
出演:アイラ・フィッシャー、ヒュー・ダンシー、ジョーン・キューザック、ジョン・グッドマン、クリスティン・スコット・トーマス
コレ、超楽し〜〜〜い
完全なガールズ・ムービーですが、そのどこがワルイ!!!と開き直っちゃうくらいです(笑)
でも、ただのガールズ・ムービーといってあなどってはいけません。
本作の監督、P・J・ホーガン、前から大好きなんです〜♪
デビュー作は、トニ・コレットが理想の結婚を求めるアバ・ファンの女の子を怪演(?)した「ミュリエルの結婚」、
そして、ハリウッドに移ってからは「ベスト・フレンズ・ウェディング」と
「オマエは"結婚"オタクかーーーーーっっ!」と突っ込みたくなるほど、結婚ネタ多し。
しかも、案外ブラック(というか、イジワル)
そして、今回もご多分に漏れず、主人公レベッカの親友スーズの結婚式が。
これもいつもながら、ブライズメイドのドレスがめちゃくちゃかわいかったです。
今回、レベッカが着るドレス、かなり個性的だけど(7色のペチコート付き!!)
「欲し〜〜〜い!!!! 多分、Gジャンとあわせたらめちゃめちゃカワイイっっっ
」とテンション上がりっぱなし
でした。
さすが、パトリシア・フィールド!!
ただ、残念なのは、主人公レベッカを演じるアイラ・フィッシャーが、ややキルスティン・ダンスト系の顔なので、
パトリシア・フィールドの選ぶ個性的な衣装に、ちょっと負けていたような・・・
むしろ、スーズ役を演じた、クリステン・リッターのほうがだんぜんワタシの好み
大きな目の、ビックリ人形みたいな顔がキュート!
そして、レベッカの両親役を演じていたのが、ジョーン・キューザックとジョン・グッドマンというナイスな組み合わせなのですが、
「え??ジョーン・キューザックが、こんな大きな娘のお母さん??
」と、これにはちょっとショック。。。
ストーリーは大体どおりの素直なモノですが(でもワタシ的には「いてててて
」なトコロありまくりでしたが)、
ディテールの懲り方で楽しみ倍増!の作品でしたl。
「消されたヘッドライン」
★★★★
原題:State of Play
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン、ロビン・ライト・ペン
政界の腐敗に挑戦しようとする若手国会議員(ベン・アフレック)。その女性アシスタントが事故死し、議員とのスキャンダルが発覚。
また同日には、運び屋の殺人が起きる。一見、無関係に見える事件を追っていた、ワシントン・グローブ紙の
ベテラン記者カル(ラッセル・クロウ)と新人記者デラ(レイチェル・マクアダムズ)。
議員と大学のルームメイトだっカルは、彼の潔白を信じて調査を進めていくと、
スキャンダル自体が「仕組まれたもの」だったとわかる。
そして、無関係に見えた二つの事件にも接点が。
すべての背後には、戦争請負会社とアメリカ政界の癒着という、太刀打ちできない巨大が壁があった......
コレ、プレス資料の翻訳のお手伝いをさせていただいたクセに、あんまり期待していませんでした。
というのは、もともとはBBCの「ステート・オブ・プレイ」という人気ドラマシリーズで(NHKでも放映されていたらしいです)、
それを短くしているだとすると、当然、かなりはしょっちゃったりして、ムリがあるだろうな、、、と。
ところが、まあ、モトを見ていないので比較はできないのですが、少なくともコレだけ見れば
どんでん返し、どんでん返し、どんでん返しが小気味よく展開し、めちゃくちゃ面白かったです
どんでん返し...といえば、上に書いた「デュプリシティ」もなのですが、
実はこちらの脚本チームの一人が、「デュプシティ」のトニー・ギルロイ。
こーゆー入り組んで「結局、誰が味方なの??」とゆう作品が得意(好き??)なのですねー。
そのストーリーさばきの手腕は凄いです。
ただ、一番最後のどんでん返しは、展開が急すぎて「え?ええ???」となってしまうかも...。
最後まで、しっかり、ぱっきり、しゃっきりして見ることをオススメします。
落ち着かない...と言うわりに、映画は結構しっかり観てるなあ...
・・・・・・・・・・
「レイチェルの結婚」
★★★☆
原題:Rachel Getting Married
監督:ジョナサン・デミ
出演:アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、デブラ・ウィンガー
この作品の脚本を書いたのは、名匠シドニー・ルメットのお嬢さんのジェニー・ルメット。
「シドニーが忙しくて、これを監督できなくてよかったよ」とジョナサン・デミが冗談混じりに言うほど、
デビュー作とは思えない、シビアでリアルなのに温かい家族ドラマでした(ある批評には「チェーホフのようなドラマ」とありました)。
"優等生"の姉レイチェルの結婚式に出席するために、麻薬の厚生施設から出所してきた"問題児"の妹キム。
キムが麻薬の溺れてしまったのは、家族に起こったある悲劇がきっかけになっていて、
彼女自身はその罪悪感をいまだにぬぐい切れず、家族もまた、腫れ物を触るように彼女に接している。
お祝いの明るいムードの中で感じる孤独感、そしてまた、そのお祝いムード自体にも漂う、どこか取り繕うようなぎこちない空気。
そして、父の愛情をめぐる姉妹の対立や、
離婚して家を出た母との距離感、
その"悲劇"の片鱗が、あらわになっていく。。。
近いからこそ遠い「家族」という存在が、
手持ちカメラの粗く生々しい映像で、リアルに描かれます。
この作品では、これまでどちらかというと"優等生"なイメージの強かったアン・ハサウェイが
自意識が強く、繊細で、エキセントリックな妹役に挑戦し、
印象的な大きな目を黒のアイラインでさらに強調し、
それを涙でぐしゃぐしゃにしています。
アカデミー賞ノミネートも納得!の印象的な演技でした
でも...エキセントリックな妹の影に隠れて、逆に尻拭いばかりをさせられる姉レイチェルの
より深い(かもしれない)屈折や辛さも、すごく共感できます...
エキセントリックなほうについ目がいくし、
手をかけたくなりますからねぇ。
その影で、ガマンせざるを得ない立場の辛さって...。
家族ゆえの居心地の悪さとか、
結婚式という特殊な場での偽善的なムード、
そして最後に迎える家族だからこその和解など、
キレイ事だけではない家族のドラマ、ワタシは好きでした。
「スラムドッグ$ミリオネア」
★★★★
原題:Slumdog Millionaire
監督:ダニー・ボイル
出演:デヴ・パテル、マデゥル・ミッタル、フリーダ・ピント
これはもう、言わずもがなですね〜
ムンバイに住む貧しい青年ジャマールが「クイズ・ミリオネア」に出演し、全問正解を前にして、
「なぜ教養もない若造が全問正解なんてできるんだ」と不正を疑われ、拷問にあい、その"事実"が明らかになっていくというサクセスストーリーです。
でも、「全問正解して大金を得ること」が"サクセス"ではないところがロマンチックです
取り調べを受けている"今"と、クイズ番組に出ている"近過去"と、ジャマールの生い立ちの"過去"という3本のストーリーが、
絶妙に絡み合うストーリーの上手さ。
そして、あのダニー・ボイルならではの疾走感!!
エンターテインメントとして十分楽しめる内容からこそ、
有名な俳優が出ているわけでもなく、舞台もインドのムンバイなのに、
アメリカでも受け、アカデミー賞を総なめにしたのでしょう。
その疾走感をサポートする音楽もとっても良いです
エンドロールは、ボリウッド映画ばりのキャスト総出演のダンスで、思わず顔がニンマリでした
(ウチの母もこのダンスシーンがお気に入り
「デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜」
★★★
原題:Duplicity
監督:トニー・ギルロイ
出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン、トム・ウィルキンソン、ポール・ジアマッティ
初監督作「フィクサー」でアカデミー賞を獲ったトニー・ギルロイの新作!ということでかなり期待していたのですが...
うーーーん、すごく面白かったけど、ちょっとヒネリすぎ??
でもこのスパイ合戦の舞台が、もったいぶった政治の世界とか、
いかにもなコンピューター業界じゃなくて、
「トイレタリー業界」というのが、今っぽくナマナマしくてよいですねー。
確かに、日々使うものなので、その動く金額ときたらハンパじゃないですもんねえ。。。
CEO同士がいがみあい、常に相手を出し抜こうと日々画策している、
トイレタリー業界のトップ2社。
ある日、そのうち1社が「とんでもない新製品を開発した」という情報がライバル会社に流れる。
そこで、スパイを潜入させることに......。
(この「とんでもない新製品」も「なるほど〜〜」と納得しつつ脱力するようなモノなのですが
両社のスパイを演じるのが、ジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェン。
二人は敵同士...のはずなのに、実はカップル。
スパイ同士のカップルなんて騙し合いの連続で、ドコまでが本心かまったくわからない奇妙でややこしい関係。
しかも、二人で組んで企業を手玉にとろうとしたものの、さらに上手が......
と、もうめちゃくちゃややこしい、一筋縄ではいかないストーリー。
すごーーーーーく良くできた脚本だし、"大人の娯楽"としてはスバラシイのですが、
あまりにも「騙しあい」が多すぎて、結局、何も残らないのが残念なところ。
面白いけれど、見終わった後、ちょっとむなしくなりました・・・
「ブッシュ」
★★★
原題:W.
監督:オリヴァー・ストーン
出演:ジョシュ・ブローリン、エリザベス・バンクス、ジェームズ・クロムウェル、エレン・バーンスティン、リチャード・ドレイファス
この「ブッシュ」とは、あの史上最低のアメリカ大統領、ジョージ・W・ブッシュです。
当然、在任中は、「どーしてあんなバカが大統領に・・・」とワタシも大キライだったのですが、
この映画を見ると、あまりにもバカ...というか人間臭すぎて、「案外いいヤツかも...
とにかく、子どもの頃から自他ともに認める「超ダメ息子」。
逮捕歴はあるわ、酒場のおねーちゃんに手ぇ出してもめるわ、職は転々と変えるわ、挙句にアル中になるわ......。
「金持ちのバカぼんぼん」と言うには、アウトサイダー感ありすぎです。
パパ・ブッシュからは冷たい言葉しか浴びせられず、出来のいい弟こそ父の跡をつぐと誰もが信じている中、
ある日、神の「お告げ」を聞いて、大統領になろう!と決意。
そう一念発起してからは、アウトサイダーな過去をフル活用(?)して、「ごく平均的なアメリカ人」の感覚で政治にも臨んでいきます。
なので案外、リチャード・ドレイファス演じるチェイニー副大統領みたいな古ダヌキと比べると、「バカ正直」にさえ見えました。
ただ、ブッシュの「ごく平均的なアメリカ人」的な真っすぐさは、世界のスタンダードからはかけ離れていた、と。
「お告げ」を信じて、器ではないのに大統領に立ってしまったブッシュを選んだということは、
結局、当時のアメリカが、それだけ単純でシンプルなものを望んでいた、ということなのでしょう。
ラスト、大統領という職・立場は「個人」を軽々と飲み込んでしまうのなのだなあ、、、と感じました。
「鈍獣」
★★
監督:細野ひで晃
出演:浅野忠信、南野陽子、北村一輝、ユースケ・サンタマリア、真木よう子
うーーーーん、、、
面白くない...こともないんだけど、、、どうなんでしょう??
このテの"奇抜さ"は、(映画としては)もうあんまり目新しくないかも、、、
舞台なら、また違うのでしょうけれどねえ
でも南野陽子さんの、体をはった熱演はすごいです!
「このブス!!」と罵られまくり、
愛人のダメ男のために、殺人(未遂)までイヤとは言えずやってしまう、一途な献身ぶり...。
もう、イタすぎます。。。
「お買いもの中毒な私!」
★★★★
原題:Confessions of a Shopaholic
監督:P・J・ホーガン
出演:アイラ・フィッシャー、ヒュー・ダンシー、ジョーン・キューザック、ジョン・グッドマン、クリスティン・スコット・トーマス
コレ、超楽し〜〜〜い
完全なガールズ・ムービーですが、そのどこがワルイ!!!と開き直っちゃうくらいです(笑)
でも、ただのガールズ・ムービーといってあなどってはいけません。
本作の監督、P・J・ホーガン、前から大好きなんです〜♪
デビュー作は、トニ・コレットが理想の結婚を求めるアバ・ファンの女の子を怪演(?)した「ミュリエルの結婚」、
そして、ハリウッドに移ってからは「ベスト・フレンズ・ウェディング」と
「オマエは"結婚"オタクかーーーーーっっ!」と突っ込みたくなるほど、結婚ネタ多し。
しかも、案外ブラック(というか、イジワル)
そして、今回もご多分に漏れず、主人公レベッカの親友スーズの結婚式が。
これもいつもながら、ブライズメイドのドレスがめちゃくちゃかわいかったです。
今回、レベッカが着るドレス、かなり個性的だけど(7色のペチコート付き!!)
「欲し〜〜〜い!!!! 多分、Gジャンとあわせたらめちゃめちゃカワイイっっっ
さすが、パトリシア・フィールド!!
ただ、残念なのは、主人公レベッカを演じるアイラ・フィッシャーが、ややキルスティン・ダンスト系の顔なので、
パトリシア・フィールドの選ぶ個性的な衣装に、ちょっと負けていたような・・・
むしろ、スーズ役を演じた、クリステン・リッターのほうがだんぜんワタシの好み
大きな目の、ビックリ人形みたいな顔がキュート!
そして、レベッカの両親役を演じていたのが、ジョーン・キューザックとジョン・グッドマンというナイスな組み合わせなのですが、
「え??ジョーン・キューザックが、こんな大きな娘のお母さん??
」と、これにはちょっとショック。。。
ストーリーは大体どおりの素直なモノですが(でもワタシ的には「いてててて
ディテールの懲り方で楽しみ倍増!の作品でしたl。
「消されたヘッドライン」
★★★★
原題:State of Play
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ラッセル・クロウ、ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムス、ヘレン・ミレン、ロビン・ライト・ペン
政界の腐敗に挑戦しようとする若手国会議員(ベン・アフレック)。その女性アシスタントが事故死し、議員とのスキャンダルが発覚。
また同日には、運び屋の殺人が起きる。一見、無関係に見える事件を追っていた、ワシントン・グローブ紙の
ベテラン記者カル(ラッセル・クロウ)と新人記者デラ(レイチェル・マクアダムズ)。
議員と大学のルームメイトだっカルは、彼の潔白を信じて調査を進めていくと、
スキャンダル自体が「仕組まれたもの」だったとわかる。
そして、無関係に見えた二つの事件にも接点が。
すべての背後には、戦争請負会社とアメリカ政界の癒着という、太刀打ちできない巨大が壁があった......
コレ、プレス資料の翻訳のお手伝いをさせていただいたクセに、あんまり期待していませんでした。
というのは、もともとはBBCの「ステート・オブ・プレイ」という人気ドラマシリーズで(NHKでも放映されていたらしいです)、
それを短くしているだとすると、当然、かなりはしょっちゃったりして、ムリがあるだろうな、、、と。
ところが、まあ、モトを見ていないので比較はできないのですが、少なくともコレだけ見れば
どんでん返し、どんでん返し、どんでん返しが小気味よく展開し、めちゃくちゃ面白かったです
どんでん返し...といえば、上に書いた「デュプリシティ」もなのですが、
実はこちらの脚本チームの一人が、「デュプシティ」のトニー・ギルロイ。
こーゆー入り組んで「結局、誰が味方なの??」とゆう作品が得意(好き??)なのですねー。
そのストーリーさばきの手腕は凄いです。
ただ、一番最後のどんでん返しは、展開が急すぎて「え?ええ???」となってしまうかも...。
最後まで、しっかり、ぱっきり、しゃっきりして見ることをオススメします。
















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