フェズのリヤドで鳥と遊ぶ

カサブランカからフェズまで電車で約4時間
１等車のコンパートメント席はモロッコ人のおしゃべりで騒々しいけど
熱いトークをしているのは他人同士だからびっくり。

フェズ駅に着いたら、さっそく客引きのモロッコ人が「タクシー？」「タクシー？」と寄ってくる。
その間をすり抜けて、赤いプチタクシーという乗り合いタクシーを捕まえて交渉。
行き先が同じ人を探して乗せていく。

宿はリヤドという中庭のある古い邸宅を宿泊施設に改装したところ。
全てがかわいくてセンス良くてめちゃくちゃステキ☆
ここで猫10匹くらい飼って生活したら楽しいだろうな～

そしてこのリヤドには大きなインコがいて、一日中「戦場にかける橋」のマーチの
サビの部分だけを歌って（鳴いて）た。

それがすごい音痴だったり、ジャズ風だったり、コブシ風だったりして
こっちも口笛でマネしてみたら向こうも負けずに応戦してくる。
面白いーーー！！(>▽<)

朝食は中庭で、戦場にかける橋のBGMを聴きながら。
絞りたてのオレンジジュースが超おいしい！

フェズの旧市街、世界遺産のメディナは迷路の街。

路地をぐるぐる回って、同じ道を何度も通るかと思えば
二度と同じ道にたどり着けない。
日本人が歩いていると、モロッコ人は冷やかし的に声をかけてくる。

ヨーコソ。サヨナラ！
タカダノババ

タタミ！ジュータン！
ナメシガワ～

ちょっと路地に迷い込むと、どこ行く？と聞いてくる。
それが本当の親切だけで終わる人もいれば、
その先にショップやレストランへ導こうとする人がいる。

ガイドブックによると、観光客はまず「なめし革の作業場」
みたいなとこに連れて行かれて革製品を買わされるらしい。
ぜったい行かないぞ！ナメシガワ～！！

しかしそこは迷路。
ちょっと脇道に入るとすぐ迷う。
迷ったら"ブージュルード門"を起点にしておいて、
そこらの人に聞きまくって辿り着く、を繰り返す。

その門は坂の上にあるので、迷路を下りきった所で乗り合いタクシーを捕まえ
また坂上の起点に戻るのが便利。

タクシーを捕まえようとしたのに、荷台に乗せてもらったりもする。