2009年3月アーカイブ

バタバタとしていたワリに、2月は映画をよく観ていました。
ゆえにUPが遅くなったり...


・・・・・・・・・・

「007/慰めの報酬」

★★★★

原題:Quantum of Solace  
監督:マーク・フォスター
出演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ

アメリカの著名な映画評論家ロジャー・エバートがかなり酷評していたのでやや不安に思っていたのですが、杞憂でした。
ドラマ性も高くとても面白かったですうまい!
さすが、監督マーク・フォスター(『チョコレート』『ネバーランド』)×脚本ポール・ハギス(『クラッシュ』)!!

今回は、前作の"続編"ということでかなり異色な作品です。
007になりきる手前で任務と復讐の狭間で葛藤するボンドと、
敵か味方かわからない(けれど実は暗い過去の傷がある)"ボンドガール"のカミーユの傷を舐めあうような関係もドラマチック揺れるハート
しかも、このカミーユとはキスだけの関係というのも、ボンドとしては新鮮ですぴかぴか(新しい)

ストーリー性の高さを目指しつつ、"娯楽作品"ということをわきまえて106分という短さ(シリーズ史上最短らしい)に抑えた手腕もさすが。
展開が早いので、気分よく観られました(早いせいで分からない、、、という人もいるようですが)

ただ、アクションシーンは手際が良すぎて、
「この部分はきっとポール・ハギスじゃなくて、アクション専門の脚本家が分業して書いたんだろうなーたらーっ(汗)
(ハギスのほかに2名のライターの名前がクレジットされてました)」とやや興ざめに思ってしまうのは
"娯楽作品"としてのカンペキさを求めすぎたがゆえの欠点かも...。

しかーーーし!
そんな欠点など吹き飛ばしてくれるのはダニエル・クレイグのボンドのカッコよさ!
「スーツがなんてセクシーなの〜〜目がハートハート達(複数ハート)」とひたすら感動していたら、
ボンドのスーツはすべてトム・フォードでした。
うーーーーん、納得。


「マンマ・ミーア!」

★★★★

原題:MAMMA MIA!
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファース、ピアース・ブロスナン

楽し〜〜〜〜いるんるん
思わず映画を観ながら、一緒に歌ってしまいそうなほどの楽しさです。

今回の映画化にあたっては、監督をはじめ舞台版のチームがそのまま登用されたとか。
そのため「映画的」な凝った演出は少なく、よく言えばストレート、悪く言えば大味なのですが、その大味な素朴さこそが、この作品の魅力。

ABBAのハッピーな(ノーテンキなほど...あせあせ)の曲、エーゲ海の青い海、芸達者な役者陣、
色鮮やかなコットンのドレス...
こんな最上の素材がそろったら、お料理なんて"焼くだけ"でいい...
というか、シンプルに焼くだけが一番美味しいでしょう!!というような作品です。

60歳近い年齢にもかかわらず、ものすごいハッピーオーラで踊りまくっていたメリル・ストリープが素晴らしいのは言わずもがなですが、
ワタシのお気に入りは、ドナ(メリル・ストリープ)の元カレ、パパ候補のオヤジ3人組。
ステラン・スカルスガルド、コリン・ファース、ピアース・ブロスナン、3人とも最高です!!!

なかでもワタシがだぁぁぁ〜い好きなのは、コリン・ファース!

かつてアイドル的人気があった頃はなんとも思わなかったのですが、
ここ最近の、「マジメで不器用なのにすっとぼけ」な英国紳士キャラはぐぐぐっときます。

今回も、まさにそんな役どころですが、
エンドロールで、あのドハデ衣装で踊る腹のタプタプ加減といったら・・・

個人的にはそーゆーゆるい感じキライではないのですが、
歳月を感じて、ちょっぴり悲しいキモチにもなりました、、、たらーっ(汗)


「おくりびと」

★★★★

監督:滝田 洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、山﨑努、余貴美子
脚本:小山薫堂

アカデミー賞受賞ということで、もう、言わずもがなですね。
とてもよかったです。ファンデが筋になるくらい泣きました。

「小山薫堂さん、やっぱりうまいなー」とうなってしまったのは、
「食べる」シーンの使い方です。

まず印象的だったのは、広末涼子さん演じる妻が、お隣りさんが釣ってきたタコをもらったものの
「生きてるから可哀そうで食べられない」といって、夫婦で川に逃がしに行くシーン。
タコですから、川なんかにいれたら当然死んでしまいます。

ちゃんと美味しく食べてあげることと、
可哀そうだからと川で死なせてしまうのと、どちらが残酷なのか......。

そして、その妻が今度はすでに処分済みの鶏を頭ごと食卓に並べます。
それを見た(すでに納棺師の仕事についていた)夫は、キモチ悪くなってしまう...。

そして納棺会社の人たちの見事な食べっぷり、
山﨑努さん演じる社長の芸術家的なまでの美食家ぶりと、
印象的な食べるシーンが随所に効果的に入ります。

食べるというのは、結局、何かの「死体」を食する行為。
ちゃんと美味しくいただくことこそ、死んだものへの感謝の気持ちであり、成仏させてあげることなのですね。

人間でも動物でも、「死」が日常から切り離されてしまった今、
生々しい死を過剰に忌み嫌う反面、
ある点でとても鈍感になってしまっているのだなあ、と。

死があって生がある。生があって死がある。
その当たり前のことを、畏怖の念を持ちつつ大切にしたいと思わせてくれる作品でした。




「チェ 39歳 別れの手紙」

★★★☆

原題:Che: Part Two/Guerrilla
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ベニチオ・デル・トロ、ロドリゴ・サントロ

前作「チェ 28歳の旅立ち」に続く、チェ・ゲバラの生涯を描いた後編。
こちらでは、キューバ革命後、ボリビアの革命を指導し、死にいたるまでを前作同様の一人称的視点を多様して生々しく描いています。

そして、こちらは...
キツい言い方をしてしまえば、自ら負けに行っているような闘いなので、見ていて、本当に辛いです。

ゲバラは、キューバで成功したことを、ここボリビアでも同じように実践しようとするのですが、それが(時代の変化、敵の変化、微妙な国民性の違い等々から)ことごとく失敗してしまいます。

それでも、あくまで「革命家」であって「革命屋」ではない彼は、
単に力ずくで勝つことよりも、国民一人一人が意識に目覚め、本人の自由意志で闘いに参加することだけを望みます。

どんな人も平等...生きるのも、死ぬのも。
という共産主義思想の理想を、自分にまで当てはめてカンペキに実践できるほど強い人間というのは
なかなかいないでしょう(だから共産主義は失敗したのでしょう...)。

でもゲバラは、この思想を自分にも(たぶんごく当たり前として)実践していました。
前作の中でも一兵士に向かって
「君もわたしも、死んでしまえば同じだ」
というようなことを言っています。

もちろん、誰が死んだって地球はいつもと同じように回っているわけで、そういう意味では誰が死んでも同じなのですが、
それでも映画を観ながら、ゲバラに対しては
「あなたは特別な人なんだから、もっと自分を"特別扱い"して!」と
思わずにはいられませんでした。

でも、そういった行動を通した"死"によって
彼の革命の思想は永遠になったのですから、やはり彼の行動は正しかったのでしょう。

とても辛いことですが...。



「ディファイアンス」

★★☆

原題:Defiance
監督:エドワード・ズウィック
出演:ダニエル・クレイグ、リーブ・シュレイバー、ジェイミー・ベル


実はコレ、昨年末に原作本の翻訳のお手伝いを少しさせていただきました。
かなりタイトなスケジュールだったので、ワタシ自身がナリボカの森(主人公がゲリラ戦を繰り広げる極寒の森です)で
消耗戦を繰り広げているのかというほどヘロヘロになりつつも、
「ああ...ダニエル・クレイグの青い瞳が極寒の森で冷たく光るのね〜」と
妄想を膨らませて自分を鼓舞しつつ、なんとかやり遂げたという経緯がたらーっ(汗)
(いや、面白いお仕事だったのですが...)

それでざーっと本全体に目を通していたので、「映画でどう描かれるのだろう??}と興味津々だった点がありました。
それは、ダニエル・クレイグ扮するトゥビアの女性関係。
案の定、映画ではあっさり美化されていて、やっぱりというか、がっかりというか。。。たらーっ(汗)

映画では、トゥビア・ビエルスキは妻を戦争で失い、
失意の中で孤独にナチに対抗するユダヤ人パルチザンを率いている中で、彼のグループに入ってきた
美しくも心優しいリルカと恋に落ちて結ばれる...ということになっています。

ところが原作では...たらーっ(汗)
まずトゥビアの最初の結婚は、ほぼ財産目当てと名言されています。
最初の妻は美人ではなかったけれども、裕福で教養もあり、性格も穏やかだったので、富裕層へのステップとして結婚したと。
ところが、あるとき訪問先で、上流らしく洗練された美人のリルカと出会うと妻に子どもができないことを理由に、あっさり離婚。
しかも...このリルカとの"恋"。
実は、リルカは最初からトゥビアに目をつけていて、戦略を練ってオトした、というのが実情のようですふらふら

さらにリルカについては、映画ではとても健気な女性に描かれていますが、
本の中では、誰へのインタビューでも、
「自己中心的で本当にイヤな女だった」
「トゥビアのことは大好きだったけど、あの女はどうしても好きになれなかった」とボロクソげっそり

この作品、
「本作は真実である」(「真実に基づいている」ではなく)と言い切ってるんだから、この辺もちゃんと真実を描こーよ!!!とつい突っ込みを入れたくなったワケです。

原作を読んでいなくて、こんなうがった見方をしなければ、もっと感動できると思いますよー。



「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

★★★★

原題:The Curious Case of Benjamin Button
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン


この作品、長ーーーーーーいのですが、長さを感じさせないくらい面白かったですぴかぴか(新しい)

ロジャー・エバートも翻訳の師匠・O山先生もかなりキビシイご意見だったけれど、私は単純にストーリーの発想のユニークさに惹かれました。

どんどん若くなっていくって...他人は「羨ましい」と思うけれど、ものすごい悲劇なのですね。

一緒に年をとっていくこと、皺もシミも含めて同じ時間を重ねていくことがどれだけすばらしいことか...

だから、ベンジャミンが若く美しくなるほど、孤独になっていく姿が見ていて切なくなりましたたらーっ(汗)

でもこの「どんどん若くなっていく」という感覚、肉体ではなく精神の面で言えばわかるような気がします。

ワタシも、コドモの頃の方が老成していたようなたらーっ(汗)
それがどんどん年を取るに連れて、「ま、いいか〜」となり
好奇心も旺盛でフットワークも軽くなっていくような気がしています。
もっともこれは、「残り時間が短くなるから、自分に正直にさっさとやらねば」とゆうことでもあるのですけどねあせあせ

精神と肉体のアンバランスさ...このテーマにはとても興味があります。

これを原作者のフィッツジェラルドが短編の中でどう描いているのか、
ぜひ原作本も読んでみたいと思います(Amazonで今品切れ中...みんな思うことは同じなのですね)



「少年メリケンサック」

★★★★

監督:工藤官九郎
出演:宮崎あおい、佐藤浩一、田口トモロヲ、木村祐一

これは...
もうサイコーに楽しかったです〜〜exclamation ×2
この作品にはグダグダ言うだけ野暮というもの。
すっきりキッパリぱっきり、スキかキライ(=わからない)のどちらかにわかれるだけでしょう。
とーぜん、ワタシは前者ですわーい(嬉しい顔)

だめだめオヤジバンド、もうサイコーハート達(複数ハート)
「ホントに大人???」と突っ込みたくなるほどの大人気なさの嵐。
ステキすぎてクラクラしてきます。
皆さん揺れるハートですが、中でもワタシのツボは田口トモロヲさん目がハート

宮崎あおいちゃんのコメディエンヌっぷりもスバラシイです。

そして...田辺誠一さん演じる売れっ子シンガーの
Telya(どーみてもGa○ktのパロディ)...
カレの曲「アンドロメダおまえ」がしばらく頭にこびりついて離れませんでしたあせあせ(飛び散る汗)
好き嫌いにかかわらず、こーゆーのって中毒性みたいなモノは
ありますね、、、

音楽(ロック、パンク)好きなら、めちゃくちゃ楽しめることうけあいですっっっ手(グー)
DVD買ってしまいそう〜〜あっかんべー
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