2009年1月アーカイブ

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

8日間のお正月休み中、7本も映画を観てしまいましたたらーっ(汗)
その間に、ライブに行ったり、友人宅で夫婦ゲンカに巻き込まれたり、
ベトナムへの嫁ぎ話を斡旋されたりイロイロあったのですけどねぇ...

今年もこんなマイペース=ハイペースで映画を観る1年にしたいと思っております〜あっかんべー


・・・・・・・・・・

「寝取られ男のラブ♂バカンス」

★★★★

原題:Forgetting Sarah Marshall
監督:ニコラス・ストーラー
出演:ジェイソン・シーゲル、クリステン・ベル、ミラ・クニス、

この作品、最近の流れなら確実にDVDスルーのハズですが、
なんと"男たちの恋愛強化月間"として、次の「無ケーカクの命中男」と2本立てで上映されたのですよーーーーあせあせ(飛び散る汗)
スバラシイ!!!!
映画館でかけると、条件が変わったりしてムズカシイのかもしれませんが、これからもいきなりDVD直行にしないで、
こーゆー粋でステキな企画をバンバンやっていただきたいものです。

で、肝心のお話。

人気TV女優のサラと付き合い、公私とも順風満帆の作曲家のピーター。
ところがある日突然、サラにあっさり振られてしまう失恋
なんとサラは、女グセが悪いことで有名なロックスターと付き合うのだという。
ズタボロになったピーターが傷心旅行でハワイに行くと、なんと同じホテルにサラと新恋人も滞在していた・・・
というコテコテのラブコメディですが、
なんとこれ、脚本を書き主演をつとめたジェイソン・シーゲルの
実話がモトになっているとか(とショウビズで言ってました)。
この状況...想像したくないくらいツライですね〜げっそり
そして、そんな"悲劇"を自虐ネタにしてしまえる心意気(?)、
ワタシは大好きです〜手(グー)

でも、そうやってちゃんと"落とし前"をつけられたのは、
映画にもあったようなハッピーエンドのなせる業ですね。

2本立てのうち、「ノックトアップ」のほうを目当てで行ったのですが、実際はコチラのほうが楽しめました。
気楽〜に楽しみたいとき、失恋してボロボロになったときに
オススメですぴかぴか(新しい)(後者はできれば避けたいモノですが)




「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」

★★★☆

原題:Knocked Up
監督:ジャド・アパトー
出演:セス・ローゲン、キャサリン・ハイグル、ポール・ラッド

こちらは、『40歳の童貞男』のジャド・アパトー監督の、
やはりなんともDT感ただようコメディです。
実はちょっとだけこの作品の資料の翻訳を
お手伝いさせていただいたのですが、
その間、「一生通してよりも、もっと多いかも...」というくらい
"童貞"という言葉を打ち込みました。
だって、スタップもキャストもほとんど『40歳の童貞男』か
『スーパーバッド/童貞ウォーズ』のどちらか(または両方)に
出てるんですから〜〜〜あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
...と言ってる今も「童貞」と打ちまくりですねあせあせ
恐るべし、ジャド・アパトー(←意味不明)。

定職にもつかず、仲間とエロサイトを立ち上げようとしつつも
それも実現できないダメ男のベンは、
キャスターに昇進したお祝いでクラブに来ていたアリソンをナンパ。
ふだんなら手の届くはずのない"高嶺の花"のアリソンなのに、
嬉しさと酒の勢いからあっさりOK。そして一夜を共にする。
一夜の過ちとしてもう二度と会うはずのない二人だったが、
なんとアリソンがベンの子供を妊娠しているとわかり...

『40歳の〜』が大好きだったし、ショウビズでの評判や
訳した資料から、と〜っても楽しみにしていたのですが...
期待値が高すぎたのかもしれませんね。
残念ながら思ったより楽しめませんでした。

『男性=いつまでも大人になりきれない少年、
女性=男に責任や"ちゃんとしていること"を求める敵」という
構図の描き方がちょっとステレオタイプすぎるかなあ、、、と。

と言っても、たぶん「セックス・アンド・ザ・シティ」や
「ブリジット・ジョーンズの日記」を
男の人が観たら逆ステレオタイプと感じるのでしょうから、
おあいこですね。

しかし、セス・ローゲンはこーゆーちょいエッチ系コメディ路線
まっしぐらですねー。
今アメリカで公開されているケヴィン・スミス監督(大好きハート達(複数ハート)ハート達(複数ハート))の
"Zack and Miri Make a Porno"もすーーーーごく観たいのですが、
これはDVDスルーでしょうかねえ。。。
"Pineapple Express"もいつのにかDVDになっていましたしぃ...たらーっ(汗)


「ウォーリー」

★★★★

原題:WALL・E
監督:アンドリュー・スタントン
出演(声):ベン・バート、エリサ・ナイト、ジェフ・ガーリン

友人宅へ遊びに行ったら、コドモたちが「ウォーリー」ラジコンで遊んでいて
「え〜??まだ観てないのぉ???」と思いっきりバカにされ、悔しくて翌日観に行ってしまいました。

意外に...と言っては失礼ですがと〜ってもヨカッタです(作品が良いのはわかっているのですが、ワタシが楽しめるかどうか、という意味です)。
なんだかこう、心が洗われるような、きゅーーーーんと切なく、
そしてニッコリ微笑んでしまうステキなラブストーリーです。

ワタシのツボだったのは、
オンボロのゴミ処理ロボットのウォーリーが起動するときの音。
Macの「ジャーン」という音なのですよー揺れるハート
Macの、デジタルなのにアナログっぽい感じ、
妙に人間臭い感じをよーーく出しているように思えました。
起動してもしばらくは、"アタマ"が起きてなくて記憶なくなってるし...あせあせ
そういえば、最新ロボットのイヴちゃんの真っ白でまぁるいボディも、今のMacっぽい感じですねー。

ワタシも、Winより断然Mac派。コンピュータなのにあったかーい感じがしますからねぇ。
今、自宅で使っているのがWinなのは、やんごとなき理由からです...
やっぱり今度買い換えるときは、Macに戻そーーーっと。


「地球が静止する日」

原題:The Day The Earth Stood Still
監督:スコット・デリクソン
出演:キアヌ・リーヴス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス

★マークがついていないのはミスではありません。
ホントにビックリするくらいつまんない映画だったのです。
キアヌが来日していたニュースにつられて、
観てしまったワタシがバカでしたふらふら
しかし、2008年最後に見た映画が、何ひとつとして見所のない映画だったとは、、、
ま、考えようによっては2008年とともにあっという間に「過去」に流せるので、それはそれでラッキーかも??

でも本当に、どーしよーかと思うくらいツマラな過ぎです。
ワタシの脳が静止するかと思いましたよ。。。たらーっ(汗)



「ラースと、その彼女」

★★★★☆

原題:Lars and The Real Girl
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー


そして、うってかわって2009年最初に観たこの作品は、
すでに今年No. 1ではないかと思うほど、ほ〜〜〜んとに温かく、
キュートで、それでいて心の奥のほうがきゅっとなるような、
素晴らしい映画でしたぴかぴか(新しい)うまい!

心優しいけれど、超内気なラース。
兄夫婦も町の人たちも、彼にいいコがいないかと心配していたところ、ある日「彼女ができた」といってきた。
それはよかった!と喜んで迎えると、ラースが連れてきた彼女はなんと"オトナのおもちゃ"なリアルドール。
困惑しながらも、ラースのためを思い、みんな彼に話をあわせてリアルドールのビアンカを"仲間"として迎え入れる。
ところが、次第に町の人たちのビアンカへの思いが変わっていく。
みんなにとっても、ビアンカはかけがえのない、大きな存在になっていき、それと反比例するように、ラースとビアンカの仲はぎくしゃくしてしまい...

とにかく町の人たちが感動的に優しいのです。
最初は「弟が狂っちまった」と戸惑いながらも受け入れる兄夫婦、
温かくも冷静な目でラースとビアンカを診察する医師、
「ビアンカが来たのは何かの役割があるからだ」と言って受け入れる教会の人たち。。。

理解を超えるようなもの、まったく異質なものでも
あるがままに受け入れるある種のユーモアを備えたおおらかさ、いいですね。
そしてそういったところから、思ってもいないような何かすごく大切なものが生れ落ちてくるのだなあ、と。

もう一回観たい、、、というかDVDになったらぜひぜひ買いたい作品ですハート達(複数ハート)



「ワールド・オブ・ライズ」

★★★

原題:Body of Lies
監督:リドリー・スコット
出演:レオナルド・ディカプリオ、ラッセル・クロウ、マーク・ストロング

うーーーーん、コメントが難しいですね。
フツーに大作として面白い映画です。緊迫感もあるし、ストーリーも練れてるし、役者も上手いし。

中東を舞台に、イスラム系テロ組織に潜入し、時にはイスラム寄りになって闘うエージェント(ディカプリオ)と
アメリカ的な机上の正義を振りかざすCIA局員(ラッセル・クロウ)という構図は、
単なる「アメリカ対イスラム」という短絡的な善悪ではないので、面白いですが、それでも、何か今ひとつぐぐぐっとくるモノに欠けていたような。

でも、こういった政治的なサスペンスが好きな方は、十分楽しめるのではないでしょうか。

「ラース〜」の後に見てしまったので、"可愛げのなさ"が物足りなくなってしまったのかもしれません。
(この映画に"可愛げ"を求めるほうがムリですが...冷や汗



「ファニーゲームU.S.A」

★★★☆

原題:Funny Games U.S.
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・ピット

怖い〜〜〜、、、たらーっ(汗)
あまりにも怖すぎます。
なぜ怖いかといえば、この「ゲーム」に観ているワタシたちも参加させられるから。

別荘にやってきた裕福な夫妻。
通りかかったお隣りには見慣れない若者がいて、お隣り家族の様子がおかしいのに気づいたものの
そのまま放っておいてしまう。
こんな"表面的な親しさ"が悲劇を招く。
若者二人はすぐに夫妻の別荘へやってくる。
慇懃無礼な二人の態度に業を煮やした夫が平手打ちを食らわしたのを皮切りに、その"ゲーム"がスタートする。
それは、朝まで生き残れるか、というゲームだった。

そう、これはあくまで「ゲーム」なのです。
途中、ナオミ・ワッツ演じる妻が
若者の1人を撃つことに成功するのですが、
「こんなの現実じゃない。リモコンはどこだ?」といって、
生き残った若者が時間をリモコンで巻き戻し、
撃たれる前からやりなおすのですから("正しい"展開では撃たれません)。

つまり(たぶん)イヤだイヤだといいながら残酷な展開を望み、
そういった作品を観たがる観客への皮肉なのですね、コレは。
それを、ものすごぉぉぉく緊迫した、隙のない緻密な空間でじっと見させられるヒリヒリした恐怖...。

マイケル・ピットの、甘いのにどこか偏狭的な感じのする顔が、
その怖さをさらに増幅させます。
ラストは、マイケル・ピットがこちらをじーーーっと見つめる画面がずっと続いて終わるのですが、
なんだか催眠術でもかけられてしまったように、
体がすくんで目が離せなくなります。

ホント、ミヒャエル・ハネケ、凄すぎです、、、
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