2008年12月アーカイブ

お正月休み中には、またごっそりと映画を観てしまいそうなので、
ひとまず、お休み前までに観た映画をUPグッド(上向き矢印)

今月は、音楽系のドキュメンタリーが多かったのですね...


・・・・・・・・・・

「トロピック・サンダー 〜史上最低の作戦〜」

★★★

原題:Tropic Thunder
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr、トム・クルーズ

これは...ホントに"コメディ"と言ってしまってよいのでしょうか?
面白いのですが...かなりブラック&グロ過ぎたらーっ(汗)
しかも役者がみんな上手いせいか、結構"マジ"に見えてしまうところもあって笑いどころが難しかったです。

そんな中で、"笑い"の要素を一手に引き受けていたのは、意外なことに特別出演のトム・クルーズexclamation
なんと、禿げヅラをかぶり、脂肪&毛深い特殊メイクまで施し、
『マグノリア』の役のテンションを100倍くらい濃くしたカンジで
ゲスな映画会社の重役の役を楽しそーに怪演していますあせあせ
ノリノリで踊りまくりシーンとか、もう最高!!!
隣りに座っていた人は、「クレジットが出るまで気が付かなかった〜」と言ってたほどです。
『オースティン・パワーズ』のカメオ出演といい、案外こーゆーの好きなのかも...
と考えると、トム様って実はいいヤツ??(←すごい上から目線のモノ言いですね)
ちょっとトム・クルーズが好きになりかけました。

そして、この映画がコメディに見えず"マジ"っぽくみえた理由の一端は、ベン・スティラー演じるタグ・スピードマンのマネージャー役を演じたマシュー・マコノヒーにあるかもしれません。
M・マコノヒーだと、"マヌケ"っぽくはあっても、"おマヌケ"ではないのですよー。
この役、オーウェン・ウィルソンで見たかったなあ。。。

あと映画のオープニングに流れる、"スター"3人のフェイクトレーラーは必見!
このシーンが一番おもしろかったかも???しれません。
トビー・マグアイアもよくやるなあ...たらーっ(汗)と感心(?)です。



「ザ・フー:アメイジング・ジャーニー」

★★★★☆

原題:Amazing Journey
監督:マーレイ・ラーナー 、ポール・クラウダー
出演:ロジャー・ダルトリー、 ピート・タウンゼント 、ジョン・エントウィッスル、キース・ムーン 、スティング 、ノエル・ギャラガー


先日の武道館ライブと相まって、素晴らしかったですexclamation ×2
まさに、バンドの辿ってきた軌跡そのものが「アメイジング・ジャーニー」なのだなあと感動し、ライブに続いてまたまた涙が...。

そしてこの映画を観て改めて思ったのは、The Whoというバンドは「陰」と「陽」が絡み合っているバンドだということです。

フロントの二人、ロジャー・ダルトリーとピート・タウンゼントはルックスも性格もまさに陽と陰。
ですが、一見した性格が"外交的"と"内向的"である分なのか、
「音楽をつくりだす」という才能を問われたとき、陽のロジャー・ダルトリーの抱えた闇が大きく、陰のピート・タウンゼントのほうが迷いがなく、むしろ明るいような気が。

そして、すでに亡くなってしまったリズムを支える二人。
一見すると破天荒に明るいのに、言うまでもなく、誰にも立ち入れないような狂気を抱えていたキース・ムーン。
月並みな表現ですが、「クロスロードで悪魔に魂を売る」というのはこうゆうことか...と思いました。
対して、一見は一番まっとうそうなジョン・エントウィッスルこそ実は一番の浪費家でその最期も、ラスベガスで女の人と一緒だったとか...。
亡くなったのはとても悲しいことですが、ある意味、これはとってもシアワセな死に方ではないでしょうか?
「ったく、らしーよなー」と周囲も思わず、苦笑いいしてしまうような。

この映画を観て、私が一番心を引かれたのはキース・ムーンの生き方です。
若いときは、バンビのような瞳で母性本能をくすぐりまくる愛くるしさを持っていた人が
(実のお母様も出てきて「子供の頃は、とっても良い子だったのに...」と言っていましたが)
なんで、あんなに生き急いでしまったのか...。

映画が大好きだったというキース・ムーン。
ぜひ、彼の生涯を描いた映画を作ってほしいなあ、と思いましたが、
ブライアン・ジョーンズの映画があるから、二番煎じのようになりそうで難しいのでしょうか。。。



「ブラインドネス」

★★★☆

原題:Blindness
監督:フェルナンド・メイレレス
出演:ジュリアン・ムーア 、マーク・ラファロ 、ガエル・ガルシア・ベルナル、ダニー・グローヴァー、伊勢谷友介 、木村佳乃


シカゴの街に住む一人の日本人男性が、車の運転中に突然、目が見えなくなる。
それも、普通視力を失うならば「暗闇」になるはずなのに、「真っ白」だという。
原因がわからないまま、彼に触れた人から感染はまたたく間に広がって行き、治療法もわからないため、感染した人たちは隔離病棟へ押し込まれていく。
しかしそこは、医者も看護師はいないばかりか、1日数回食糧を放り込まれるだけのまさに収容所。
そんな中で唯一、感染した医者の妻(ジュリアン・ムーア)だけは感染していなかったが、自分も目が見えないふりをして、夫について収容所に入っていた。
当初は秩序が保たれていた収容所だったが、人数がみるみる増えていくにつれて、目が見えない分、人々の欲望が露わになっていく...。

これは、友達がプロデュースに関わっていると聞いていたので半分義理で観に行きました。
いかにもコムズカシそうな印象だったので、期待値はとても低ーーーーーーいカンジで。
そうしたら...思いのほか、面白かったです!

というのは、もっと観念的な話を想像していたら、むしろ直接的でナマナマしかったから。
目が見えず、しかも極限まで追い詰められた中では、
良くも悪くも、ものすごくプリミティヴに五感を使うようになる...という様子が描かれていました。
普通ならば、理性で抑えている欲望がつぎつぎと露わになっていく、
見えないからこそ「見えて」くる、と。

哲学的ではあるのに、不思議に軽さのある作品でした(だから友達は「良くない」って言ってたのかなあ???)


「レッドクリフ Part I」

★★★★

原題:Red Cliff: Part I/赤壁
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン


まさにこれぞ、映画の醍醐味!!!!という作品です。!
圧倒的なスケールの馬ウマと人の大群はまるで黒澤映画を観ているよう。
おまけに、そこにしっかりお約束の「白い鳩」も、二兆拳銃ならぬ2本刀でも出てきて「これぞジョン・ウー!」という真骨頂も楽しめます。

子供の頃、人形劇の三国志が大好きで、その頃は関羽が大好きでしたが今回はとにかく趙雲!!!
敵をなぎ倒していく姿は、もうカッコよすぎです〜〜〜目がハート

そして、今回の「レッドクリフ」では悪者である曹操が、意外と魅力的に描かれているというのが印象的でした。

確かに、腹黒くて悪いヤツなのですが、
敵方であっても、有能な人材には一目を置き、無闇に殺すようなことはせず、できれば「欲しい」と思う。
お金と権力に目がなく、かと思うと女一人のために、何万もの人を犠牲にするような残酷な無邪気さ持ちながらも、
腹心にさえ本心を明かさず、一人で孤独を抱える、ある意味の心の強さも持っている...。

・・・と考えていてふと思ったのは
「この『レッドクリフ』はジョン・ウー自身の"ハリウッドとの闘い"
そのものなのではないでないか?」ということです。

悪いけれど魅力的な曹操は、まさにハリウッド。

そして、そんな到底かなうはずのない巨大な敵を相手に、
無謀に見える闘いを挑むのが、ジョン・ウー。

孔明や玄徳と同じように、ジョン・ウーもそんな相手を闘うために、
一番勝手を知っている自国を舞台に、
信頼のおける将軍(役者)たちとともに、
古いけれどもうまく使えば効果的な戦法を総動員して
もっとも"王道"の作戦(作品)で真っ向から闘いに挑む...

こんなことを考えていて、「じゃあ、ジョン・ウーは玄徳なのかしら??」と最初は思ったのですが、よく考えたら、孔明ですね。
策を練ってる張本人だし、白い鳩飼ってるのは孔明だし。

うーーーん、Part2が今から楽しみです〜ぴかぴか(新しい)



「ヤング@ハート」

★★★★

原題:Young@Heart/Young at Heart
監督:スティーヴン・ウォーカー


ひっそりした公開ながら、満足度の高さで話題になっているこの作品。
平均年齢80歳(!!)のおじいちゃん・おばあちゃん合唱団が、
ソニックユースやらクラッシュやらトーキング・へッズやらの曲を、最初は「なんじゃコレは??」という顔をしながらも、
パワーと情熱で自分たちのモノにしていく姿を描いたドキュメンタリーです。

「楽しく元気なおじいちゃん、おばあちゃん」というだけの話ではありません。
コンサート真際に、主要メンバーの二人が急逝してしまいます。
みんな悲しみに暮れながらも、「きっとあいつだって、歌ってほしいと思ってるよ」と言って、一番の親友が故人が歌うはずだったパートを歌います。

もちろん、私でも誰でも「死」の可能性はいつでもあるわけですが、
それでも、お年を召した方たちほど近いものではありません。
このメンバーのおじいちゃん・おばあちゃんにとって、「死」はすぐ隣りにあるもので、そんな大切な人たちの死や、さまざまな過去を乗り越えたた今だからこそ、生きている時間をうんと楽しもう!、
順風満帆な人生ではなくても、今、生かされていることに感謝しよう、
という気持ちが、とてもとても強く感じられました。

人生の楽しみ方を教えてもらったような作品でした。



「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」

★★★★☆

原題:Shine a Light
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ザ・ローリング・ストーンズ、ジャック・ホワイト、バディ・ガイ、クリスティーナ・アギレラ


かっこいい〜〜〜〜〜exclamation ×2exclamation ×2
「シャイン・ア・ライト」というタイトルのとおり、見た瞬間、心がパッとライトで照らされるたような気分になりましたぴかぴか(新しい)

今のストーンズといえばスタジアムでのライブがほとんどですが、
この作品で取り上げたのは、クリントン元大統領が主催したビーコン・シアターでのライブ。
当初ミックは、バンド史上最大規模で行うリオデジャネイロの野外ライブを撮影したかったそうですが、
監督であるスコセッシは「そんなのは自分じゃなくても撮れる」ということで、あえてストーンズとしては異例なほど小さいハコこのライブを選び、プライベート間の強い空間を追体験できる作品にしたとか。
うーーーーーん、大成功です!

ですが、そのような「思惑の違い」によるせめぎあいは当然あり、
そんなピリピリ感がが映画冒頭では赤裸々に映し出されます。

ところが、ひとたびライトがついたら!

そんなイザコザなんてウソのように、最高のRock'n Roll Showが始まります。
まさにお互いプロフェッショナル!!!とこれまた感動的です。

ミックが悩んだ末のセットリストも最高!
中でも、キースがYou Got the Silverをギターを持たず(!)手ぶらで歌ったのはビックリ&カッコよすぎでした(なんでもこれはスコセッシのリクエストらしいです)。

途中で少しだけ、ライブを引き立てるように昔のインタビューが挿入されるのですが、その中でキースが「ロンとあなたと、どちらが上手いですか?」と聞かれて言った言葉、
「一人なら下手だけど、二人なら最強さ」
にはもう痺れました〜〜目がハート

大きな画面で見たかったので、仕事が終わった後、有楽町の日劇のレイトで観たのですが、仕事の疲れなんて吹っ飛びましたよーーー。
大画面であの親密な空間でのライブを体験できる贅沢といったら!!!!!!
本当のストーンズのライブに行ったときよりよりも、ライブを近く感じられました。
あ〜〜〜、シアワセなひとときでしたハート達(複数ハート)
すでに師走の1週目も終わりというのに、
今頃11月に見た映画の感想をまとめてをUP。
まあ、自分の備忘録ですねえ。。。あせあせ

・・・・・・・・・・

「アイアンマン」

★★★

原題:Iron Man
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニーJr、グウィネス・パルトロウ、ジェフ・ブリッジズ

コレを見たのは、ひとえに主演がロバート・ダウニーJrだから
。それだけです。
ワタシが10代の頃は「アイドル」俳優だったRDJ(ファンはこ
う呼ぶらしい)。
当時から、自分に甘そうな顔とちょっと斜に構えた雰囲
気が魅力だったけれど
その後は、そんなルックスを裏切らない波乱万丈な人生波
そのRDJが本格復帰!ということで、「これは見な
くては!」という責任感(??)のようなものに駆られて
映画館に足を運びました。
なので、はっきり言ってストーリーはどーでもいい、と...。
オトコの人は、アナログなメカから最新メカまで出てくるので
それだけでも楽しめるのでは??
ワタシとしては、
「イロイロあったから、こーゆー役ができるのよねえ...」
とまるで昔のダメ恋人を見守るような気持ちで感慨深く観てきました。
個人的には、昨年公開された『毛皮のエロス』の方が好きなの
ですが、あちらはあまりにもマニアックなので...たらーっ(汗)


「かけひきは、恋のはじまり」

★★☆

原題:Letherheads
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー


妙に仕事忙しく映画館に10日以上間行っていなかったら禁断症
状が出て、無理やりレイトで鑑賞。
軽〜く洒脱なコメディだから、疲れた心が癒されるだろうと思ったら...大間違いでしたふらふら
確かに、洒脱に作ろうとしているのはわかるのですが、
すべてのシーンが「どっかで見たことあるような...」という
予定調和な展開・映像で、かえってストレスフルでした。
もちろん、ある程度のステレオタイプは「安心してみていられる」
という良さがありますが、それでもどこかに、
キレとかすっこーーーーんと抜けた才気がほしいモノです。
寝台列車の上下のベッドで、ジョージ・クルーニーとレニーが
交わすやり取りなんかは、
「きっと、クラーク・ゲーブルの『ある夜の出来事』をやりた
かったんだろうなあ...」と
監督であるジョージ・クルーニーのキモチは、
痛いほどわかるのですが...
しかし、この映画の一番の失敗(とワタシが思ったところ)は、
「超美人の敏腕新聞記者」にレニーを配した点では??
だって、レニーは"ブスかわ"(「ブリジット・ジョーンズの
日記」)か、
農家のヨメみたいな、たくましい母型の色気(「コールドマウンテン」)のどちらかしょう??
ましてこの映画では、皺とか肌のボコボコ感とか
残酷なくらい、はっきりクッキリ映し出されているのですよー。
「少し紗でもかけてあげればいいのに...このカメラマン、意地
悪だなぁ」と思っていたら、
ドキュメンタリー的な手法で有名なカメラマンが撮影していま
した。なるほど。

でもこの映画、決して「つまらない」わけではありません。
ただ「毒にも薬にもならない」ということです。
ワタシにとって「毒にも薬にもならない」は
「毒」より悪いというだけなので、気負わず楽しみたい方はどうぞ。


「GSワンダーランド」

★★★★

監督:本田隆一
出演:栗山千明、石田卓也、水島ヒロ

と〜〜っても面白かったです!!
GSブームの終盤の60年代終わり、
演歌ばかりを出していたレコード会社が
無理やりブームの波に乗ろうと、"タイツをはいた王子様"GSグループ「タイツメン」を売り出す。
その目玉は、超美形キーボードのミック。
でも実はミックはミクという名前の女の子で...
というのがざっくりしたストーリー。
日劇ウェスタンカーニバルに出たいがために企画に踊らされてしまう
主役4人の脇をかためる皆さんのキャラの濃さと言ったら!!
元ロカビリー歌手だった事務所社長役の武田真治は、
「未来講師めぐる」のときのような不思議キャラ全開
(でもちょっとホロリ)、
ひとくせもふたくせもありそうな超食わせモノのレコード会社社長の岸辺一徳等々、芸達者が勢ぞろいです。

「日劇ウェスタンカーニバル」は、ウチの母が「若い頃よく行
ってたのよ〜」といつも自慢(?)しているので、
思わず時代をカウントしてしまったり。
年なんとなく、40年前がそう遠くないような気持ちで見てしまいました。


「その土曜日、7時58分」

★★★★

原題:Before the Devil Knows You're Dead
監督:シドニー・ルメット
出演:フォリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、
マリサ・トメイ、アルバート・フィニー

御年84歳(!!)の巨匠シドニー・ルメットの重厚すぎる新作。
とにかく、ずっしりと重い家族崩壊のドラマです。
一見羽振りが良さそうに見えても、実は会社の金を横領し麻薬に溺れる兄アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)、
養育費が払えず離婚した妻に負け犬呼ばわりされている弟ハンク(イーサン・ホーク)。
金銭トラブルをかかえる兄弟は、老いた両親(アルバート・フィニー、ローズマリー・ハリス)が営む宝石店襲撃を計画する。
ところが、兄のずるさ、弟の意気地なさから、思いがけない悲劇が起きてしまう...
という現代的でいながらまるでギリシア悲劇のようなストーリー。

とにかく、見終わった後、なんとも重苦しくやるせない気持ちに襲われます。
そして、そんな重量級の作品を、ザラついた映像の中で撮りきってしまうルメットの体力と精神の若さ・強靭さに脱帽です。
「家族」を何より大切に思っていながらも、言葉にしてこなかった父(の世代)と、「お金」がなくては幸せになれず、そのためならば家族も犠牲にしてしまう息子たち(の世代)。
こう書くと、悪いのは子供たちの世代だけ、と思いがちですが、
いかにも"古きよきアメリカ"的な父の未熟さ(妻だけを愛し甘え、子供は二の次だったこと)、
善良さの裏に潜んだ独善にも、悲劇の遠因があるような。
そして最後に父が下した決断...。
こういった役を、長年の盟友ともいえるアルバート・フィニーに演じさせるところが、
何かこう、象徴的というか、何を伝えたかったのだろうか...と
つい考えてしまいます。


『ジョージアの日記 〜ゆーうつでキラキラな毎日〜』

★★★☆

原題:Angus、 Thongs and Perfect Snogging
監督:グリンダ・チャーダ
出演:ジョージア・グルーム、アーロン・ジョンソン

ブライトンに住む14歳のジョージアは、仮装パーティにスタッフドオリーブの格好で行っちゃう(それも傑作だと信じて)ような"天然"な女の子。
イケてるコのグループからは「変わってるよねー」と白い目で見られてばかり。
ところがある日、ロンドンから転校してきた超イケメンでロックバンドでベースを弾くロビーに一目惚れ。
ところがロビーは、イケてるグループの中でも飛び抜けて性悪(でもナイスボディ)のリンジーとデート。
さあ、どうなる、ジョージア!!!

と、実はワタシ、これを前述の「その土曜日〜」と続けて見たのですが、
「ほんとに、同じ地球上の話?????」と思うくらい、
ギャップのある内容でした。
片や救いがたい悲劇、片や救いがたいほどノーテンキ...。
でも、別にノーテンキが悪い、というワケではないのですよー。
もちろん、映画としての力量や賞レース的な見方をすれば比較にならないのですが、愛しいとか、楽しいとかいうレベルで見れば、どちらも同じく愛すべき映画。
ただ、続けて見た私がアホなだけです。

こうゆう映画のお決まりとして、ちょっと"残念"なルックスのジョージアちゃんが
しっかりイケメン・ロビーのハートをつかむのですが、
これにはロビーの実家が「自然食品のお店」というのがキモではないか、と思ったり。
リンジーは見た目もいいし口当たりもいいけど、
当り障りなく¥栄養もないファストフードの美味しさ。
対するジョージアは、ゴツゴツしてクセがあるけど、
しっかり味わい深く滋味たっぷりの無農薬野菜の良さ。
万人受けするのはファストフードでも、
分かる人はハマるのが無農薬野菜で、
ラッキーにもロビーは、無農薬野菜を愛するヒトだったんじゃないかなーと。

一時期、「ブリジット・ジョーンズの日記」などがChick Lit
⇒Chick Movieと呼ばれてましたが
これはさらにその妹分という感じ。
こーゆーコたちが大きくなって、
ブリジットになっていくのですねー、きっと。
とっても正しい、お嬢ちゃん映画ですぴかぴか(新しい)



『ライラにお手上げ』

★★★

原題:Heartbreak Kid
監督:ファレリー兄弟
出演:ベン・スティラー、ミッシェル・モナハン、マリン・ア
ッカーマン、ジェリー・スティラー

したまちコメディ映画祭で見てきたのですが、
なんとコレ、すでにDVD直行が決定とか...。
つまり、日本でスクリーンで見られるのはこの映画祭だけなのでした。
「ラッキー!見に来てよかった!!」と思ったのものの、
やっぱり、今の日本の状況では
コレを映画館でかけるのは難しいかなーーーというのが
正直な感想です。
ちょっと前ならシネパトスという受け皿があったのですが、
最近はパトスもこーゆーのやってくれませんからねぇ...。
シモネタ満載で(朝10時からの上映だったので、
監督本人さえ「朝から見るのはどうかねー」と苦笑い)
面白いのは面白いものの、
やや"可愛げ"に欠けるような...。

この映画の見所は、ベン・スティラーの実父、
ジェリー・スティラーが父親役を演じるという親子共演!
ジェリー・スティラーは、
あのオリジナル版「ヘアスプレー」のパパだった人です〜ハート達(複数ハート)
なんとも胡散臭いルックスがいい味を出してて、
「わーー、こんなおっさん浅草にいっぱいいいるーわーい(嬉しい顔)」と
妙に嬉しくなってしまいました。
来年の映画祭に、ファレリー兄弟と一緒に来てくれれば最高ですねーあっかんべー
レッスンウェア専門ショップUGWAG
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