先週末、『宮廷画家ゴヤは見た』の試写会に行ってきました。
なんだか「〜家政婦は見た〜」みたいなタイトルですが、
『アマデウス』の名匠、ミロス・フォアマンの新作です
しかもスペインを代表する画家ゴヤをテーマにした作品のせいか
今回の試写会"ロイヤルプレミア
"という冠のついた大仰なもの。
何年か前に話題になった「ニセなんとかの宮様」の事件をちょっと思い出しつつ、ドキドキしながら会場の東京藝大・奏楽堂に行ってみると...
いるわいるわ。。。
普段めったにみないような、
ゴージャスで迫力あるマダムがそこここに
むむむーーー
この試写会には、「チャリティオークション」があるということで
落札してくれそうなスジの方々をお呼びしたようなのですねーーー。
そういった「ご招待」の方々と、
われわれ「試写会当選」組の一般ピープルの間では
明らかに雰囲気の違いが...
こんなところで、格差社会をまざまざと実感するとは、、、
ちなみに最初の写真2枚は、オークションの目玉のお品、作品
をイメージして作ったというアクセサリーです。
半貴石を使っているので、大きさのわりには案外お安い??
(といっても買えませんが)
落札者には後日連絡ということで、どなたが落札したかは不明です。
ちょっと残念。
肝心の作品は、『アマデウス』や『カッコーの巣の上で』ほどの
傑作とはいえませんが、
人間の心の光と闇、脆さ、醜さ、正常と異常ということ、
そして"真実"とは何かということを、ぐいぐいと突きつけて
くるような秀作でした。
なかでも、ナタリー・ポートマンの演技は鬼気迫るものがありました。
彼女が演じるのは、「豚肉を食べなかったから」というだけで
ユダヤ教徒に疑われ、異端審問にかけられ15年も投獄される、
イネス役という令嬢。
花のように美しく輝いていたお嬢様が、獄中での15年を経て、
心も体もズタボロになってしまう様を
「ここまでやるの??」という迫真の役作りと演技で見せてくれます。
ほんとうに、釈放された後のイネスの姿は
正視できないほどの痛々しさです
そして、彼女をそんな悲惨な状態へと追い込んだロレンソ司祭を
演じるのがハビエル・バルデム。
策略家で野心家で日和見主義、
しかも獄中のイネスを「支える」という名のもとに犯しまでする、
サイアクに腹黒い司祭を、ねっとりと好演しています。
うーーん、こないだの『コレラの時代の愛』よりぴったり!
そんなすべてを見つめ、描いて後世に残したのが
ゴヤというわけです。
(なので、ゴヤ本人が主役ではありません)
ゴヤが、宮廷画を描いていてもそこに精一杯の風刺をこめたように、
この作品でフォアマンは、歴史上の出来事を題材にしつつ、
フォアマンが見ている現代の社会を写し描いているのかなあ、と思ったり。
ナタリー・ポートマンも、「アンネの日記」の舞台版などもやっているそうですから、こういった無実の罪によって迫害される人を演じることに何か使命というか、感じるところがあるのでしょう。
作り手の思いの強さのせいか、話が先走っている感じはありますが、
ホントに、ずしーーーーーんと考えさせられるストーリーでした。
なんだか「〜家政婦は見た〜」みたいなタイトルですが、
『アマデウス』の名匠、ミロス・フォアマンの新作です
しかもスペインを代表する画家ゴヤをテーマにした作品のせいか
今回の試写会"ロイヤルプレミア
何年か前に話題になった「ニセなんとかの宮様」の事件をちょっと思い出しつつ、ドキドキしながら会場の東京藝大・奏楽堂に行ってみると...
いるわいるわ。。。
普段めったにみないような、
ゴージャスで迫力あるマダムがそこここに
むむむーーー
この試写会には、「チャリティオークション」があるということで
落札してくれそうなスジの方々をお呼びしたようなのですねーーー。
そういった「ご招待」の方々と、
われわれ「試写会当選」組の一般ピープルの間では
明らかに雰囲気の違いが...
こんなところで、格差社会をまざまざと実感するとは、、、
ちなみに最初の写真2枚は、オークションの目玉のお品、作品
をイメージして作ったというアクセサリーです。
半貴石を使っているので、大きさのわりには案外お安い??
(といっても買えませんが)
落札者には後日連絡ということで、どなたが落札したかは不明です。
ちょっと残念。
肝心の作品は、『アマデウス』や『カッコーの巣の上で』ほどの
傑作とはいえませんが、
人間の心の光と闇、脆さ、醜さ、正常と異常ということ、
そして"真実"とは何かということを、ぐいぐいと突きつけて
くるような秀作でした。
なかでも、ナタリー・ポートマンの演技は鬼気迫るものがありました。
彼女が演じるのは、「豚肉を食べなかったから」というだけで
ユダヤ教徒に疑われ、異端審問にかけられ15年も投獄される、
イネス役という令嬢。
花のように美しく輝いていたお嬢様が、獄中での15年を経て、
心も体もズタボロになってしまう様を
「ここまでやるの??」という迫真の役作りと演技で見せてくれます。
ほんとうに、釈放された後のイネスの姿は
正視できないほどの痛々しさです
そして、彼女をそんな悲惨な状態へと追い込んだロレンソ司祭を
演じるのがハビエル・バルデム。
策略家で野心家で日和見主義、
しかも獄中のイネスを「支える」という名のもとに犯しまでする、
サイアクに腹黒い司祭を、ねっとりと好演しています。
うーーん、こないだの『コレラの時代の愛』よりぴったり!
そんなすべてを見つめ、描いて後世に残したのが
ゴヤというわけです。
(なので、ゴヤ本人が主役ではありません)
ゴヤが、宮廷画を描いていてもそこに精一杯の風刺をこめたように、
この作品でフォアマンは、歴史上の出来事を題材にしつつ、
フォアマンが見ている現代の社会を写し描いているのかなあ、と思ったり。
ナタリー・ポートマンも、「アンネの日記」の舞台版などもやっているそうですから、こういった無実の罪によって迫害される人を演じることに何か使命というか、感じるところがあるのでしょう。
作り手の思いの強さのせいか、話が先走っている感じはありますが、
ホントに、ずしーーーーーんと考えさせられるストーリーでした。















