2008年9月アーカイブ

先週末、『宮廷画家ゴヤは見た』の試写会に行ってきました。

なんだか「〜家政婦は見た〜」みたいなタイトルですが、
『アマデウス』の名匠、ミロス・フォアマンの新作ですあせあせ

しかもスペインを代表する画家ゴヤをテーマにした作品のせいか
今回の試写会"ロイヤルプレミア王冠"という冠のついた大仰なもの。

何年か前に話題になった「ニセなんとかの宮様」の事件をちょっと思い出しつつ、ドキドキしながら会場の東京藝大・奏楽堂に行ってみると...

いるわいるわ。。。
普段めったにみないような、
ゴージャスで迫力あるマダムがそこここにげっそり

むむむーーー
この試写会には、「チャリティオークション」があるということで
落札してくれそうなスジの方々をお呼びしたようなのですねーーー。

そういった「ご招待」の方々と、
われわれ「試写会当選」組の一般ピープルの間では
明らかに雰囲気の違いが...たらーっ(汗)
こんなところで、格差社会をまざまざと実感するとは、、、

ちなみに最初の写真2枚は、オークションの目玉のお品、作品
をイメージして作ったというアクセサリーです。
半貴石を使っているので、大きさのわりには案外お安い??
(といっても買えませんが)
落札者には後日連絡ということで、どなたが落札したかは不明です。
ちょっと残念。


肝心の作品は、『アマデウス』や『カッコーの巣の上で』ほどの
傑作とはいえませんが、
人間の心の光と闇、脆さ、醜さ、正常と異常ということ、
そして"真実"とは何かということを、ぐいぐいと突きつけて
くるような秀作でした。

なかでも、ナタリー・ポートマンの演技は鬼気迫るものがありました。
彼女が演じるのは、「豚肉を食べなかったから」というだけで
ユダヤ教徒に疑われ、異端審問にかけられ15年も投獄される、
イネス役という令嬢。

花のように美しく輝いていたお嬢様が、獄中での15年を経て、
心も体もズタボロになってしまう様を
「ここまでやるの??」という迫真の役作りと演技で見せてくれます。
ほんとうに、釈放された後のイネスの姿は
正視できないほどの痛々しさです泣き顔

そして、彼女をそんな悲惨な状態へと追い込んだロレンソ司祭を
演じるのがハビエル・バルデム。
策略家で野心家で日和見主義、
しかも獄中のイネスを「支える」という名のもとに犯しまでする、
サイアクに腹黒い司祭を、ねっとりと好演しています。
うーーん、こないだの『コレラの時代の愛』よりぴったり!

そんなすべてを見つめ、描いて後世に残したのが
ゴヤというわけです。
(なので、ゴヤ本人が主役ではありません)

ゴヤが、宮廷画を描いていてもそこに精一杯の風刺をこめたように、
この作品でフォアマンは、歴史上の出来事を題材にしつつ、
フォアマンが見ている現代の社会を写し描いているのかなあ、と思ったり。

ナタリー・ポートマンも、「アンネの日記」の舞台版などもやっているそうですから、こういった無実の罪によって迫害される人を演じることに何か使命というか、感じるところがあるのでしょう。

作り手の思いの強さのせいか、話が先走っている感じはありますが、
ホントに、ずしーーーーーんと考えさせられるストーリーでした。
先週末、「落下の王国」を見てきました。

正直いうと、そんなに期待していなかったのですが、
予想以上に楽しめました〜ほっとした顔

なんといっても「目目」に楽しいのですよー揺れるハート

各地の美しい世界遺産を舞台に撮影された映像は、
舞台の演劇では絶対にできない
まさに映画ならではの醍醐味。
しかも、テレビではなく大きいスクリーンならなおさら。
とっても贅沢な気分が味わえますぴかぴか(新しい)

惜しむらくは、見たのがシネスイッチだったので、
あまりスクリーンが大きくなく、
しかも映像がいまいちクリアではなかったこと、、、

うーーん・・・
コレ、新宿タカシマヤの「テアトルタイムズスクエア」の
大画面で見たかったなーーーたらーっ(汗)


また、こういった作品にありがちな、
「映像はキレイなんだけど、哲学的でなんだかよくわかんなーい」
というワナには陥っていません。
さすが、「ザ・セル」というメジャー作品で
デビューしたターセム監督。
おまけにプロデューサーはスパイク・ジョーンズだし。

ストーリー自体は、
「怪我をしたスタントマンが、女の子に語る勝手に作ったおとぎ話」
を軸に進むので、いたって単純明快。

そのせいで、気持ちよーく映像の美しさに浸れましたるんるん

ま、ストーリーは可も不可もなく、、、なのですが、
映像だけで、ワタシは十分モトがとれるほど楽しめましたうまい!

それに、ハリウッドメジャー作品でデビューしたのに、
2作目として、こういった地味目のものを
インディペンデントで撮ろう!という
監督の心意気にもホレましたわハート達(複数ハート)

(「今、こうゆう作品をつくらないと、2度と冒険ができなくなる
と思った」とインタビューで語っていました。
バランス感覚が良い人ですねえ)

しかし、インド系の監督というのは、
短いタイトルが好きなのでしょうか??

このターセム監督は、
「The Fall」(「落下〜」の原題)「TheCell」だし、
シャマラン監督は、
「The Village」「Signs」「The Happening」とかだし。

偶然? それとも民族性??
週末、話題作「イントゥ・ザ・ワイルド」を観てきました。

裕福な家庭に育ち、ハーバード・ロースクールへ進学できるほど
優秀な成績で大学を卒業したクリス。

しかし彼は進学資金をすべて慈善団体に寄付し、
車も途中で投げ捨てて
たった一人、アラスカの荒野を目指して、
大自然の中に消えていく・・・

クリスは人一倍頭も性格もよく、哲学的で繊細。
ソローの「ウォールデン」あたりに傾倒していることから
現代文明に疑問を持っていたのはわかるけれど、
それだけじゃ、いくらなんでも何も持たずに一人っきりで
アラスカの荒野を目指す、というほど極端な行為には出ないでしょう。

彼を荒野へと駆り立てたのは、たぶん、父への憎しみ。

一見、幸せな家庭に見える彼の家族・・・
ところが実は、父には別の家庭があって、
一緒には暮らしているものの、法律上はまだ離婚が成立していなくて
彼と妹は「私生児」だったのです。
そのせいもあって、父と母は喧嘩が絶えず、
父は暴力までふるっていたのですから。

「幸せ」に見えたものがすべて偽りだったという絶望と父への不信感。

彼にとっては、父は文明社会(俗な世界)の象徴で、
だからこそ「文明社会」を全否定したい、と。

でも、そんな思いで出た放浪の旅の中で、
彼は大自然よりも人との出会いで多くを学んでいるように思えました。
(少なくともこの映画では)

彼を息子のように温かく迎えてくれた
ヒッピーのジャン(キャサリン・キーナー)。

ガラが悪くぶっきらぼうでも、
男気あふれるウェイン(ヴィンス・ボーン)。

「うちの養子にならないか」とまで言うほど、
彼を気にかけ愛してくれた老職人のハル(ロン・フランツ)。

実の親からも受けたことがないような無私の愛を、
まったくの他人から受け、
それでも、大自然へ一人旅立ち、
瀕死の際で彼がたどりついた"真理"は
悲しいというか、切ないというか、苦しいというか・・・
本当に胸がしめつけられました。

(まだ見てない人で、知りたくない人は、
ここから先は読まないでください)


その真理とは・・・

Happiness is real when shared.


ずっしりと重く、心に響き、心を揺さぶる言葉です。

いろいろな宗教が説いていることのカケラが
この言葉には詰まっているように思えます。

彼が身を呈してたどりつき、教えてくれたこの真理を、
わたしも、心の隅でもいいから抱えて、生きていきたくなりました。
今週末で終わってしまうと知り、
昨日、慌てて見てきましましたあせあせ(飛び散る汗)

「コレラの時代の愛」・・・
変わったタイトルですが、ラテンアメリカ文学の巨匠、
ガルシア・マルケスの小説です。

ラテンアメリカというと、
明るく、強烈な色彩というイメージと同時に、
そんな陽射しの強さゆえに、
そこに落ちる陰翳も濃密、という印象があります。
この映画の色彩も、まさにそんな感じ、
フリーダ・カーロの絵のような世界でした。

物語は、19世紀から20世紀の変わり目のコロンビア。
若く純情な電報配達係のフロレンティーノが
ひと目で令嬢フェルミナに恋し、
彼女が著名な医者と結婚してもひたすら思いつづけ、
彼女にふさわしい男になるために、富も地位も手に入れて、
51年9ヶ月と4日待ちつづけた、という話。

とても、良い話です。
老いてもなお、肉体をともなった恋をし、
「死ではなく、生こそ無限だ」と身をもって教えてくれます。

でも、51年後に彼女に再会したフロレンティーノ、
「君のために貞節を守ったよ」というのですが、
実はなんと、624人(たしか、そのくらい)の女性と
関係しているのですよー。
おいおい、いくらなんでもそれは多いだろう、
と突っ込みの一つも入れたくなりますあせあせ
でも、それは彼が好んでしていることではなく
悲しい性(さが)なのですねー。
父親ゆずりの、フェロモンのいたずらを
彼は彼女にたどり着くまでの「修行」としてこなしていくのです。
ノートに綿密に、関係した女性の詳細を記していく
細かさですけど、、、

そういったストーリー展開は、
彼の背負った運命として納得だとしても、
「これは・・・たらーっ(汗)」と固まってしまったのは、
フロレンティーノ役が、若い青年時代の役者から、
ハビエル・バルデムにかわるところ。

フロレンティーノとの手紙のやりとりが父にバレたフェルミナは、
遠くの親戚の家に預けられ、
1年後に帰ってきて再会するところで入れ替わります。

市場を歩いているフェルミナの姿を見つけ、
後ろにすーっと近づくフロレンティーノ。
彼女が振り返ると、彼はにまーっと笑うのですが、
この笑顔が怖すぎるのですよーーーあせあせ(飛び散る汗)
思わず「ノーカントリー」を思い出してゾ〜っとしましたげっそり

そして、そんな彼を見た彼女が、
「今、気づきました。私は幻想を見ていました」
というのですが、
「そりゃーそうでしょう。こんなに変わってちゃねえ」と
本来の意図とは違った意味で、大いに納得。

とにかく、若い間のシーンは、「ママ〜」と泣いてる姿も、
船上で突然オンナにDTを奪われ呆然としているところも、
「キモい〜〜げっそり」と身もだえするしかありません。

でも、ある程度年をとって髭をたくわえてからの演技はさすがぴかぴか(新しい)
特に、老人になってからも大学生の女の子としているシーンなんて、
"種馬"の異名をとるバルデムならではです。
(ホントにこう書いてあったのですよーあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

そもそも、そんなバルデムにDTやらすコトに
ムリがあったのですねーあせあせ

男優を入れ替えるタイミングを間違えたとしか言えません。
せっかく良い映画なのに、、、これだけが悔やまれます。
やっと!!! Go to DMCパンチしてまいりましたぴかぴか(新しい)

いやー、面白かった〜〜〜わーい(嬉しい顔)
「こんな展開、ただのマンガじゃん」と怒ってはいけません。
だって、ホントにマンガなんだから。
素直に笑いましょうハート

ただ、難を言えば、原作のマンガよりも
「安直にイイ話」になってるトコロたらーっ(汗)
原作では根岸がどんどんダメダメな深みに
ずぶずぶはまっていくのですが、
いちおう映画(しかも興行的に成功する)として
成り立たせるためには、
みんなが納得する「オチ」がないとマズかったのでしょう。
わかりやすく「ぐっと」くるオチがついてますバッド(下向き矢印)

東宝だし、まぁ、仕方ないでしょう・・・
あれだけ忠実に実写化しただけでヨシということで
(我ながらすごーい上から目線・・・あせあせ

フラットパック映画大好きなワタシとしては、
とことんダメダメで貫いていただいても(というかその方が)
良かったのですけどねーウッシッシ


でも、マツケンのクラウザーさんはスバラシイですexclamation ×2
ホント、惚れました揺れるハート
そして根岸のときのクネクネ走りの気持ち悪さ・・・たらーっ(汗)

松雪泰子も"美人"をかなぐり捨てて
「そんなんじゃ濡れねーんだよっっ!!」と
悪態のつきまくり。ステキすぎますぴかぴか(新しい)

おまけに、ロバート秋山のカミュ!! 
激似すぎて怖い〜〜〜げっそり
(セリフはほとんどないけど)

DMC、トロント映画祭で上映されて大絶賛を浴び、
すでにハリウッドの数社から
リメイクのオファーがきているとか。

・・・という話を一緒に観に行った会社のTちゃんにしたら
「面白かったけど、海外でウケるの〜?」と言うので、
メタルがどれだけグローバルであるか、
思わず熱く語ってしまいました。

マズイ・・・たらーっ(汗)

これも、元メタル少女の血のなせる業??あせあせ(飛び散る汗)
劇中のデスメタルも意外とすんなり受け入れられたし、
三つ子の魂・・・ですかねぇあせあせ

でもアタマからはカジくんが作曲した
「甘い恋人」がはなれません〜〜、、、
このままではカラオケカラオケで歌ってしまいそうですげっそり
先週末、お芝居を観に行く前にシネマライズへ走る人
ライズ周辺が異常にな人だかりだったので、
「え??そんなに混んでるの〜??げっそり」と焦ったら
「グーグーだって猫である」の舞台挨拶で、
キョンキョンが来ていたのでしたあせあせ(飛び散る汗)


肝心の「TOKYO!」は、ミシェル・ゴンドリー、
レオス・カラックス、ポン・ジュノの
3監督が東京を舞台に撮ったオムニバス。
私としては、ゴンドリーの作品を一番期待していたのですが、
意外や意外、一番期待してなかった(といったら失礼ですが)
ポン・ジュノの作品が一番面白かった!
なんというか、、、
ゴンドリーとカラックスは、東京を、
まったく得体の知れない怪物のような世界として
捉えているのに対して、
ジュノは、とてもイコールな、等身大の世界として
描いているような気がしたのですよ。

やっぱり、日本と、フランス/韓国との距離感の違い??

とはいえ、東京ってこんなイメージを喚起させる街なんだーと
再認識するだけでも面白いかもしれませんほっとした顔
なにかと"共立"づいていたこの週末。

土曜は、同じく中・高の同級生のY子ちゃんが出ている
「ハイスクールはダンステリア」という舞台を観に行きましたぴかぴか(新しい)

Y子ちゃんとは、中高時代、とある日本のバンドを追っかけ(?)て
一緒に代官山あたりをウロウロしていたことはあったけれど、
卒業してからはまったく音信不通・・・たらーっ(汗)
(ほとんどの同級生がそうだけれど)。

ただし一度だけ、やはり同級生のA澤さんと行った
第1回目のRSRの会場で、すごーーーく似たヒトを見かけたんだけど
「まさかこんなトコロでねえ・・・」(自分が来ていることはムシ)
と特に後を追わずにいたのですが、、、

つい最近、ホントに偶然、共通の知り合いがいることが発覚exclamation
その流れを考えても、RSRで見たのも本人だったらしいと判明・・・

いやーー、世の中狭いわーと思う今日この頃ですあせあせ

そして、そんなY子ちゃんが舞台に出る!ということで
行ってまいりました。

舞台は、予想していたよりも、ずーーーーっと面白かったでするんるん

実は、昨年まで付き合ってた人にも役者をやってる友達がいて、
その人が出る小劇団の芝居を年に数回、見に行っていたのですが、
コレが、かなりつらくなるような内容のものが多かった・・・

なので今回も、半分ソレを覚悟していたのですが、
ちゃーんと立派なエンターテインメントでした。
さすが、吉本!!
ダンスも、声も、動作のキレも、笑わせどころも
「プロ」の仕事ですうれしい顔
(よく考えれば当たり前なのだけどたらーっ(汗)

Y子ちゃんが演じたのは、
「いつもメイド服を着ている、喫茶店のママ」役。

私と同い年なのに、メイド服が似合う彼女に感動、というか脱帽。
すごいなあ、Y子ちゃん。
私もがんばろう(なにを??)


なんでもこの日は、ロンブーが見に来てた
(淳とバンドをやってる人が出ているので)そうで、
Y子ちゃんとも慌しくしか話ができなかったけれど、
がんばってる同級生を見られて嬉しかったですーハート達(複数ハート)
待望の「Sex and The City」映画化ぴかぴか(新しい)

「やっぱり、コレは気の置けない女友達と見るに限るよね〜ハート達(複数ハート)
ということで、中・高からの親友イチゴと昨日見てまいりましたほっとした顔

そして案の定、見る前も後も、
ガールズトークに花が咲きまくりでした〜〜チューリップ

映画は、最初はあまりにゴージャス、あまりにセレブな雰囲気なので
ちょっと「うーーーん...ちょっと遠くなりすぎた??」と
思っていたのですが、実はそれは仕掛け。

紆余曲折の末、「そーよねー、そーこなくっちゃexclamation ×2」という
嬉しい結末が待ってますあっかんべー

4人のキャラが凝縮して描かれていてとても楽しいし、
もちろん、5番目の主役、ファッションも、
「さすがパトリシア・フィールド!」という
華やかさ・スタイリッシュさですぴかぴか(新しい)

私が一番好きだったファッションは、
キャリーが着てたブルーのカジュアルなミニワンピと
アーガイルのオーバーニーソックスの組み合わせ。
(その画像発見!! ラッキー指でOK
オトナなのにガーリーでめちゃくちゃカワイイでしょう〜揺れるハート
即、エッセンスだけでも取り入れたくなりましたあっかんべー
(私に似合うのか???)

女性なら、ファッション、生き方、キワドイ話に、
女友達同士で大いに盛り上がること間違いナシ。

男性は・・・一見強そうに見える女性の、
"バックステージ"を垣間見るのによいのではないでしょうか??
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